重厚感があり、シンプルで使い勝手のよい家具。エレガントでやさしさも合わせ持つブリティッシュ・アンティークには独特の魅力がある。そこで出会ったのが垂水にあるヴェールド・フ・ジェールという英国家具のお店。現在、我が家のリビングを飾っている。


1910年代のオーク材のブックケース。ブルボーズレッグ(球根)の脚。オークの重厚な色が染付の磁器の藍色ともよく合い、現在そば猪口を飾っている。 ローレリーフ(浅浮き彫り)の花模様が気に入って2000年夏に購入。

























920年代のミラーバックサイドボード。読んで字の如く、サイドボードの背板の突き出た部分にミラーがついたもの。ミラーがつけられるようになったのは、テーブルにミラーを置いたなごり。1999年冬、クリスマスに購入。英国旅行のアンティークの小物を置いている。














                                  
 







1930年代の英国製ディスプレイキャビネットで、京都の東寺の近くにあるアンティーク・ファーニチャー「キュリアスグッズ」で2003年4月購入。蒐集品の鼻煙壺がいつの間にか増え、飾ってやるいいキャビネットがないか探していたところ、比較的安価で手に入れることができた。鼻煙壺もゆったりと機嫌良く鎮座している。バックの布も当時のままだが、綺麗に保存されている。



アンティーク・ファーニチャー「キュリアスグッズ」

京都市南区八条大宮西入八条町416

075−693−0510

















ヴェールド・フ・ジェールの北野店で見つけた1900年代初頭のイギリス製のランプ。淡いピンクのシェードからもれくる光がなんとも愛らしい。そして金具の飾りにエンゼルが飾られていて気に入った。今年のクリスマスはこの優しい光がわが家を包んでくれることだろう。



















KPM社のカップ&ソーサー
ロココ調の小花と縁の金彩が愛らしいデミタス。アフタヌーン・ティーにちょうどよい。



















ロイヤル・コペンハーゲンのコーヒーカップ。100年近く前のねのとは思えない。薄手の白地のカップの表面にはバラの花が描かれており、お気に入りの一品である。




















ゴブラン織りのタペストリー。狩りの様子が描かれていて、おそらくイギリスの家庭で壁に飾られていたものだろう。


















なかなか面白いテーブルでしょ。コーヒーでも飲むのにちょうどいいなと思いきや、テーブルの下から丸い輪が4つ。煙草の灰皿を置いたらしい。英国紳士が集まって煙草を吹かしていた姿を彷彿とさせる。














  ヴェールド・フ・ジェール

  垂水店
神戸市垂水区潮見が丘1−2−9   
(078)709−9388

 北野店
神戸市中央区山本通2−8−12   
(078)261−9193





日本のリビングに合うような高さのテーブルを探していたらフランス製だけれど、1900年初頭のフルーツ・ウッドの素朴でそれでいて脚とかデザインの凝ったテーブルを見つけた。2000年秋購入






トキ貿易

大阪市住之江区北加賀屋5−4−73

(06)6682−0101





ドイツのマイセンの工場を訪れた記念に購入した紅茶のリーフ・ポット。マイセン独特のブルーオニオンの絵柄が可愛らしい。




















ハンガリーのセンテンドレの街のアンティークショップで見つけた真鍮製のキャンディーポット。


















上記のアンティークショップで見つけたクリスタルの調味料入れ。それを入れる真鍮のアールの入れ物が気に入った。























ニュージーランド旅行でアロータウンに立ち寄った際、手に入れたワインラック。オーク材でできたワイン樽の板にワインボトルをさしこめるようにしたもの。フランス製だった。























イギリスのポートベローで購入した1910年頃のシルバーのケーキスタンド。KPMのお皿がよく似合っている。